ねらい:人類の長い歴史で、文字や絵画をはじめ「伝える」ための様々な方法が生み出されてきた。本プログラムでは美術工芸学科7コースの多様な切り口—言葉、絵、写真、その他色々な手法—から「伝える」という営みを考える。「伝える」ための視点・方法の幅広さや奥行きを体感する中で、自分自身の関心や探究心をあきらかにする。
ねらい:身近な風景への観察力を養い、違和感や謎から創造的な問いを立てる力を育みます。また、独自の仮説と明確な根拠をもとに新たな価値や物語を構築するプロセスを通して、想像力と論理的思考力の両方を高めていきます。
ねらい:参加者が主体的に関心を持てるよう「自分のまちのお土産」をテーマに設定。地域において育まれてきた文化や産業を背景に生まれた「地場産品」に着目します。その成り立ちや意味を分析することで、地域の価値を再発見するとともに、産業に関わる将来像を構想するプロセスを通して、探究力と創造力を高めることがねらいです。
ねらい:このプログラムでは、プロダクトデザイン学科2コースの学びと社会とのつながりを、実際の事例を通して感じてもらいます。普段何気なく見ている自分の身の回りのモノやコト、場所や課題に着目して、新しいアイデアを考えるきっかけを作り、人や社会を幸せにする未来のデザイナーとしての実践の一歩を踏み出してください。
ねらい:社会の課題解決をするソーシャルデザインの役割や現在を知りながら、これからの社会に何が必要かを探究します。地域をよくしていくために、何をすればよいと言えるでしょうか。歴史や現在をリサーチしながら、自然環境や文化、多様性なども複合的に捉えて、テーマ発見から課題解決の構想を探究します。
ねらい:環境について考えるということは、自分の居場所について知ることが大事となる。居心地の良さそうな場所を自ら「発見」し、なぜそこが気持ちが良く、良い場所と思うのか。その「場所」の特徴と、座れるものの「形や素材、環境」の「観察」を行い、さらに良くするための「共有/提案」を期待する課題である。
ねらい:映画に入っているのは「お話」です。「お話」の多くが「主人公が願いを手に入れるか、入れられないか」を描きます。主人公のまわりには「社会」があって、その「社会」には様々な「問題」があります。主人公は「問題ある社会」とぶつかって「願いや祈り」を胸に持つのです。そんな映画の仕組みを知って、じぶんが探究したいテーマを見つけましょう。
ねらい:舞台芸術のあり方を知り、舞台芸術の概念や特性、技能・技術等と関連付けられるコトや仕事を考えていくことで、舞台芸術の諸相が社会でどのように還元または応用できるのか探究していく。
ねらい:あなたはどんな本屋さんが好きですか? カフェが併設されていたり、コンセプトに沿った品ぞろえがされていたりする、個性的な本屋さんが増えつつあります。そんな本屋さんの魅力がどこにあるのかを調べて、本と本屋を大切に思う人たちとともに、どんな本屋が未来に求められるのか、理想のかたちを探っていきます。
ねらい:自分の中にある「こども心」を見つけていくことが、こどもや社会の未来をつくる「かもしれない」に気づく。こどもの頃の何気ない行為や気持ちにこそ大切な意味や価値があり、人や社会の幸せな在り方を届けられると知る。