-高校教員に知っておいてほしい最新情報-

「私大の6割が定員割れ時代の進路指導」

「生徒の時間とやる気を奪うSNSなどのWEBサービスの構造」

【教員研修大会】お申込みフォーム

今回の研修大会では、「進路指導」と「SNSなどのWEBサービスとの向き合い方」をテーマに、探究学習とこれらの指導領域がどのように結びつくのかを掘り下げます。実は「探究」が現代教育において重視される背景には、「大学進学の実態」が30年前と大きく変化していることや、「ネット上に溢れる膨大な情報量」を適切に扱えない現状があります。そういった背景を元に、本研修では進路指導や生活指導の実践に役立つアプローチをご提案します。
「探究」と進路指導・生活指導の結びつきを理解し、現場での指導に新たな視点を取り入れる契機となれば幸いです。
アセット 9-3
※進路編の講座は高校生向け講演で「親にも聞いてほしい!」との声が上がる内容を、先生方向けに整理しています。
  高校生・保護者向けに行った際の感想をご覧になりたい先生はコチラ
◼︎講座詳細
〈進路編〉

保護者世代と現役高校生世代の進路はこんなにも違う。
「入試に合格」を目標にする進路指導の危険性
多くの人は「進学先」について助言を行う際、経済市場のデータは見ず、自身の経験を元に情報を伝えてしまいます。特に受験競争が激しかった保護者世代は、「合格すること」に重きを置いたアドバイスをしがちで、その結果、受験合格を唯一の目標とする高校生が生まれてしまいす。こうした課題を解消するには、「正確な現状分析」に基づき「明確な目標設定」をすることが重要です。この講座では、生徒が直面している進学の現実を「人口動態」と「進学市場データ」から紐解き、進路指導に役立つ具体的なポイントを提案します。高等教育進学後も生徒たちにプラスとなる進路指導を一緒に考えましょう。

【講演内容】
⑴ データで見る「正確な現状分析」大学進学は「二極化」。それでも入りやすい現実とは
⑵ 入りやすいはずなのに、なぜ落ちる? 志望動機や面接で、ポイントを外す受験生とは
⑶ 大学入試の価値は「合格すること」ではなく4年間で何を得るか。それを見つける進路指導とは

〈生活編〉

生徒の時間とやる気を奪う
SNSなどのWEBサービスの構造とは?
オーストラリアで「16歳未満のSNS禁止法」が話題となったように、SNSやWEBサービスの影響が議論されていますが、現在も具体的な解決策はまだ見えていません。その背景には、世界のグローバル企業が「可処分時間」の奪い合いに注力し、脳科学や心理学の専門家の力を借りて、ユーザーがより長く使い続ける仕組みを作り上げている現実があります。そのため、学校や家庭での「精神論」や「倫理観」に頼った指導だけでは、子どもたちの欲求を抑えるのは難しいのが現実です。 この講座では、これらのサービスがどう作られているか、その仕組みや意図を解説し、教育現場に取入れられるポイントはどこにあるかを知って頂くことで、探究学習や通常教科、さらには部活動や学校行事の課題を解決するヒントを掴んでいただけます。

【講演内容】
⑴ なぜずっとスマホを見てしまうのか。 脳科学と心理学の研究に精神論では勝てない
⑵ 生徒間のSNSトラブルが生まれる構造 。そのトラブルを防ぐためにできること
⑶ SNSの構造を逆手に!教育現場で、ドーパミンをどう分泌するか。
⑷ リアルタイム相談会

プログラム2.(継続参加の先生方向け)
※初めて参加される先生方は、先にプログラム1をご視聴して頂いた上でのご参加を推奨いたします。
〈応用編〉探究学習成果発表へ向けて。この10のポイントで、探究の課題の8割が解消します。
探究学習は、「成果発表会」ですべて台無しになることがあります。探究の内容やプロセスではなく、発表の「雰囲気」が評価 されると、先輩から後輩へ「誤った型」が伝播して取り返しがつかない結果になりかねません。この講座では、「応用編」として、 「探究指導の10のポイント」を共有し、そこを重点的に指導する方法をお伝えします。また、大学入試の「総合型選抜」で探究の結果を活かせる生徒とそうでない生徒が生まれてしまう理由を「入試の評価者」の目線でも解説いたします。
 
〇日程
1回目|2024年12月9日(月)13:30~15:30 (申込み締切り:12/8(日)17時)
2回目|2024年12月20日(金)13:30~15:30 (申込み締切り:12/19(木)17時)
※両日とも同内容です。ご都合のよろしい日程でご参加ください。ご都合が合わない場合でも、お申込み頂いた先生には後日アーカイブを配信いたします。
 
〇開催方法
オンライン(リアルタイム)
※ZOOMを使用
 
〇講演概要
⑴ 探究指導のための生徒の8割を改善できる10のアドバイス
⑵ 成果発表会の実施設計のポイント
⑶ 総合型選抜で評価されない探究とは?
⑷ リアルタイム相談会

探究学習の押さえるべきポイント。
生徒と先生の間の「共通言語(型)」づくりが重要です。

生徒と教員、教員同士が共通の言葉や概念を持つことで、フィードバックの質が向上し、生徒の学びをより深めることができます。 この講座では、全国の高等学校で「探究学習」のアドバイザーを務める教員が、学校内の共通言語の重要性や、内容の薄い調べ学習で終わらせない指導のポイントを解説します。

【講演内容】
⑴ 探究の「共通言語(型)」の共有がなぜ重要か?
⑵ 探究がうまくいかない3つのポイント
⑶ この年間授業計画が、探究が失敗する原因です。

探究学習成果発表へ向けて。
この10のポイントで、探究の課題の8割が解消します
探究学習は、「成果発表会」ですべて台無しになることがあります。探究の内容やプロセスではなく、発表の「雰囲気」が評価 されると、先輩から後輩へ「誤った型」が伝播して取り返しがつかない結果になりかねません。この講座では、「応用編」として、 「探究指導の10のポイント」を共有し、そこを重点的に指導する方法をお伝えします。また、大学入試の「総合型選抜」で探究の結果を活かせる生徒とそうでない生徒が生まれてしまう理由を「入試の評価者」の目線でも解説いたします。

【講演内容】
⑴ 探究指導のための生徒の8割を改善できる10のアドバイス
⑵ 成果発表会の実施設計のポイント
⑶ 総合型選抜で評価されない探究とは?
⑷ リアルタイム相談会

研修講師
吉田さん
吉田 大作(よしだ だいさく)
京都芸術大学クロステックデザインコース 准教授、株式会社クロステック・マネジメント代表取締役、京都芸術大学スタートアップ支援室室長。 会社の業務で、日々企業や自治体の課題解決の企画を実施。「企業や自治体の課題解決の仕事は、まさに探究のプロセス」と実社会での具体的な 課題解決のアプローチ×教育現場での実践を掛け合わせた講演やアドバイスは、多くの機関からの依頼に繋がり、現在年間100本以上の講演や 研修の依頼を受け、毎年延べ2万人以上の高校生、保護者、高校教員、企業、行政の方へ講演や企画提案を行っている。全国の高校で、「探究」 の生徒向け講演、教員対象研修を100件以上実施している。

⇒吉田への生徒向け講演、教職員研修のご依頼はこちらより
 直通メール: yoshida-d@office.kyoto-art.ac.jp
    メール件名: 「進路に関するご相談(学校名)」
お申込みについて
下記のフォームよりお申込みください。
「生活編」をご希望の先生にはご都合が合わない場合でも、後日アーカイブを配信いたします。